「つんぶらう」もしくは「つんぶろう」は、実は私自身割と最近知った方言です。
ある日母に「つんぶろうて来んね」って言われて、意味の分からんでポカンってしてしもうたとですけど、私と同じく「なん、そい??」って思うたじげもんの方は、結構おらすっちゃなかかと思います。
つんぶら(ろ)うは、長崎だけじゃのうして熊本とか筑後地方とかでも使われとるごたんですね。
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A: ありゃあ、ズボンの膝のほこりだらけたい。
B: さっき机ん下にもぐりこんだ時に付いたばいね。
A: 外でつんぶろうて来んね。
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これを英語で言うたら、こがん感じになります。
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A: Hey look, the knees of your pants have got full of dust.
B: Ah, maybe when I crawled down under the desk a little while ago.
A: Why don’t you go outside and flick it off?
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Bさんの発言は、maybeの後に”they (=the knees of my pants) got it (=full of dust)”が省略されとると思うて読んでください。口語やったら、前の文章ばわざわざ繰り返さんでこがん言い方ばすることはようあります。日本語でも同じごたんことばするですよね。上着にチリや埃ん付いた時に、上着ば一旦脱いで「つんぶらう」とやったら、”shake off“の方がよかでしょう。
どうにか6月中に1回更新できました。最近いろいろバタバタしとってなかなか手の回っとらんとですけど、細~く長~く続けて行こうて思うとりますけん、これからもよろしゅうお願いします。m(_ _)m
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