先日の「よかよか」は、肯定の意味で使われることが圧倒的に多かとですが、「よか」は言い方次第で肯定にも否定にもなるとですよね。ちょうど標準語の「いいよ」と一緒。「そいどっちん意味ね?!」ってトゲんある声で聞き返されたことは誰でんあるですよね。
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妻 「お昼おうどんにしようって思うとっとけど、よか?」
夫 「よかー」
妻 「そいどっちね?うどんはいやってこと?」
夫 「(え、いやいや、なんでそがんなっと??)……うどんがよかです」
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これを英語で言うたら、こがん感じになります。
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Wife: I’m thinking to prepare Udon for lunch. Is it OK?
Husband: Hmm.
Wife: Which one do you mean by that? Don’t you want to have Udon?
Husband: (Oh, no, why is it like that?)……I prefer Udon.
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実は、今日のタイトルから既に察しのついた人もおるでしょうが、「よか」や「いいよ」のごと、文脈によって肯定にも否定にもなる単語って英語にはなかとです。こんスキットではちょっと意訳して”Hmm”にしました。「うーん」って生返事した感じで、その後の「そいどっちね?」につながるかと。
もっとも、「そいどっち?!」なんて聞き返さるっとは相手の機嫌の悪か時やけん、最初ん問いかけに「よかー」の一言で済ませんで、「うどんよかねー♪」ってちょっとテンション上がった感じで答える、とかがよかでしょうね。「あ、じゃあ卵ば乗せて月見うどんにすーで」なんて、相手の提案ば「さらに良くする提案」ばさりげなく添えられたら、曲がりかかっとった機嫌もよーなることでしょう。たぶん。
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