こがんこと言うたら東京の人に怒らるっかもしれんとですけど、長崎で安くて新鮮な刺身ば食べつけとったら、東京で飲み会のごたんとこで出る刺身はたいてい食べられたもんじゃなかです。
ある時、お付き合いで仕方なく一切れ口に入れたら、1回噛んだだけでぐちゃ~って崩れて、そのまま席ば外してリバースしに行きました。まぁ、長崎の刺身がいかに美味しかったかのよう分かったですけどね。
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A 「東京で刺身ば食うたらいっちょんうもなかったー」
B 「長崎んもんが東京で食うたっちゃうまかわけなかやっか」
A 「けど、築地とかうまそうな魚のいっぱいあったい」
B 「よかとはわいの行かんごたん高級か店に全部行ってしまうとやろ」
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これを英語で言うたら、こがん感じになります。
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A: I had sashimi in Tokyo, but it was awfully tasteless.
B: How can you expect any good sashimi in Tokyo if you are from Nagasaki?
A: But the fish at the Tsukiji Market look nice.
B: The good ones must go to classy restaurants where you would never go.
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“How can you ~”は、この例のごと逆説的な表現としてもよう使われます。上の例文も「長崎んもんやったらなして東京でうまか刺身ば食べられるって思うね?(そがんわけなかやっか)」って感じですね。
4月から就職や進学で上京するじげもんボーイズ&ガールズの皆さん、うまか刺身ば食べたかったら夏休みとか冬休みに長崎に帰省するまで待った方が絶対よかですよ。
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