先日、知人と話しおって方言て知ったとが、自己負担って意味で使う「手出し」。
おそらく東京の方やと思いますが、相手が個人的に負担することのなかごとと思うて「手出しがないようにしてくださいね」ってちゃんと標準語でゆーたら、ものすごいムッとされたそうな・・・気遣いのはずが、とんでもなか誤解ば招いてしもうたとでしょうね。長崎ば離れとる時は取り扱い要注意のごたんです。
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A 「お会計してもろた?」
B 「うん、今お釣りば待っとる」
A 「みんなから集めた分だけで足りたね?あんたん手出しんなかごとしてね」
B 「大丈夫、ちょうどぴったり合うたけん」
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これを英語で言うたら、こがん感じになります。
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A: Have we settled our payment?
B: Yes, now I’m waiting for the change.
A: Was the amount of money we collected from all enough? Make sure that you don’t pay for anything extra out of your own pocket.
B: Don’t worry, it was just fine.
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“out of one’s own pocket”は「自腹」って意味で割とよう聞く表現です。
財布の意味のwalletやpurseじゃのうして婉曲的にpocketば使うあたりが、「小遣い」って意味の感じられていじらしかですね。
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